• 紫陽花

人生に影響を与えたロンドンでの挑戦 回想録

活動

あれは2019年夏。

学生時代に機会を頂き、会社員だった頃に僕の作品がロンドンのギャラリーに展示されたことがありました。

展示された作品を見に行きたくて会社に取らせてもらえた休みは6日間。しかも行き帰りに2日ずつ移動時間がかかるため実質滞在時間が一泊二日。

どうせ行くなら見に行って終わりはもったいなさすぎるし、何かこの二日で挑戦してロンドンに爪痕を残して帰国したい…

そうして思いついたのがロンドンのストリートでフリースタイル折り紙パフォーマンスをやってみるという挑戦でした。

テートギャラリー前ではじまる折り紙パフォーマンス。観光客がたくさん
恐竜の制作開始! お茶の差し入れをいただいた!
恐竜完成!

70cmほどの紙を折り、恐竜のジオラマを作りながら近寄ってくる子供たちに、即興でリクエストに応えて1作創るというパフォーマンスをしていて、これが想像を超えた反響があったんです。

知っている限り、世界でこのようなスタイルで折り紙パフォーマンスをしているアーティストは僕以外いません。

すると子供たちは大喜びしてくれるわ自分を見る人の人だかりができるわ拍手喝采が起きるわ…。

「自分が即興で作った折り紙は国を越えてこんなに喜んでもらえるものなのか!」

この日は今までの人生にないくらいに感動を感じた1日でした。

それ以来即興折り紙という新ジャンルに可能性があると気づき、自分の目標が世界に向き始めるきっかけになったように思います。

次はどこの国でどんな人との出会いで作品が出来るだろう

そんなことを考えているうちに、「芸術の都、パリでもこれをやりたい!」そんな野望を思い描くようになりました。

このロンドンでの挑戦は忘れもしない、自分にしか歩めない人生の思い出の1ページです。

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