折り紙一枚折り作品「蒼龍」

折り紙作品
蒼龍

蒼龍という作品の制作のきっかけは、5本爪の龍を作ってほしいという依頼が入ったことが始まりでした。

龍という作品、特に西洋のドラゴンは世界中の折り紙作家がよく取り上げる題材です。

というのは、頭、手足、しっぽの合計8本の角を折り出すのに、正方形の折り紙は都合のいい形だからなんです。(あくまで僕の推測ですが..)

今回は東洋の龍。

西洋のドラゴンに比べて翼が無く細い、蛇のような体が特徴です。ドラゴンに比べ東洋の龍という折り紙作品があまり創られていないのは、おそらく翼が無く体が細いため正方形から作ると無駄が多い構造に必然的になってしまうからなのだと思います。

神谷さんの龍神3.5という折り紙作品は、鱗を折り出すためかなり特殊な非対称構造をとっているように思われますが、今回の僕の作品は愚直に西洋のドラゴンの翼の角をとげに回すというシンプルな捻りの無い対称構造をとることにしました。

顔の表情、特に目を折り出すことが出来たことも今回のこだわりです。

作品詳細

materials: カラぺラピス(2021年くらいに廃版)
size of paper: 50cm x 50cm? あまり覚えていません
designed: 2020/??
size: 40cm
crease patterns: not available

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