浜松の難関折り紙教室、第8回あつまれ!折り紙kids

活動

第8回あつまれ!折り紙kidsを開催しました!

今月のワークショップ作品は、動く正八面体ぱっくんです。

動く折り紙を創作したよ!
おしゃべり八面体ぱっくん。 今回の作品は、いつも僕が浜松で開いている難しい折り紙が好きな小学生に開いている集まりで何を教えようか考えていた時に出来た作品です。 以前の記事でも書きましたが、折り紙は立体的な思考が鍛えられる知育玩具で、今回は多...

「動く折り紙を創作したよ」にこの作品についていろいろ書きましたので興味があればどうぞ。。

この作品、こんなかわいく見えて初めに折り筋をたくさんつける、難しい作品かと思います。

というのも今回の作品は30度という中級者レベルの作品に出てくる基本角度を使った作品で、一つの点から伸びる折り筋の本数が普通よりも多いんです。

角度?というとあまり想像がつきづらいかもしれませんが、折り紙はそれぞれの角が直角(90度)で、そこからつける折り筋は必然的に45度やその半分の角である22,5度になる場合がとても多いんですね。

そんな数字だらけでよく分ってもらえない理由で、今回の作品は難度が高めになってしまっております。

この作品のおしゃれポイントは、口を閉じると純粋な正八面体になる設計になっており、あまり難しい数学の世界を知らない小学生に、多角形や正多面体というものに知らず知らず触れてもらおうという下心ある計らいもあったんです。

やはり難しい折り紙が好きな子供たちも苦戦してはいたのですが、折り方を教えるのもまた難度の高い技でした、、

さて今月もkidsたちの新作を紹介します

kidsたちの新作

↑ウナギと恐竜

ウナギは紙のすみっこから放射状に、直角の半分の半分の、そのまた半分の角度に折り筋を伸ばして造形しています。こういった折り筋のパターンは主に体が細長い動物や物を折り上げる時に使うことが多いパターンなんです

そしてこの恐竜。バランスがとても良いですね。

これは開き忘れていたので構造が分かりません、、笑

前ブログで書いたのですが、ティラノサウルス型の恐竜は首としっぽが長い恐竜よりも角のバランスをとるのが難しく創作が難し印象があるので、この出来はとてもいいのではと感じます!

是非ちゃんとした紙で折りなおしてほしい。。

↑アロワナ

このアロワナ、表から見るとしっぽが緑なのですが、左右非対称になっていて裏側が白いデザインになっています(だったはず、、)

ただの魚ではなく、ちゃんとアロワナの形とひれの形、ひれの配置も表現できてるところがいいね!

↑チョウチンアンコウ

チョウチンアンコウ折りなおしver by コーキ

上が生徒さん作。下が、それを見て僕が折りなおしたコーキ作です。

本人はさほど気にして折っているわけではないとは思いますが、僕が作ったチョウチンアンコウよりも、よりチョウチンアンコウっぽい胴体のずんぐりした形を表現できてるなーと個人的に感じていて、形のバランスから紙の使い方から上手に作られた作品だと思います。 細かい折り筋にしわがあるのはさておき、無理のない紙の使い方をしているとてもいい作品です。

さてさて、この記事を書いているのも次回、第9回折り紙kidsが当日に控えた7月24日。笑

今日は子供たちはどんな進歩を見せてくれるのでしょうか!

次回のブログもお楽しみに!

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