創作折り紙「トラ」が出来るまで

折り紙作品
トラ

作品詳細

from: 1sheet of square paper
designed: 2021/10
paper: レザック赤 (100kgくらい)
size of paper: 80cm x 80cm
size: 30cm x 30cm

経緯

去年2021年の創作作品の一つ、トラです。

トラを表現するにあたって欠かせない特徴の一つがシマですよね。

実際、世界中の多くの折り紙作家がトラという題材で作品を制作していて、立派なシマシマ模様が折り出されている中、その多くがインサイドアウトという紙の表の色と裏の色を使い分ける手法でシマを表現しています。

注目はシマ

この、インサイドアウトを用いてシマを表現することは構造的には紙の淵をシマに充てるように造形していくのですが、神谷哲史氏など世界でも有名な作家がこの手法を用いて制作しているということもあり、創作できたとしても大まかな角配置などの構成はネタが出尽くしているのではないかと考えていました。

元来僕がひねくれているということもあったかもしれないのですが、ここでほとんど世界の作家が試みていなかった、紙の淵を使ったシマの表現でもって造形しました。

因みに折り紙作家、北條高史氏も’98年にこの表現方法を使ったトラを公開しています。

作品について

創作期間としては3週間程度。僕の本格的な作品の中ではかなり短い期間で完成しました。

とはいえ当初考えていた頭部構造は胴体の折り筋との繋がりがうまくいかず、10作ほど試作を試みた結果出来上がった作品です。

頭の中のイメージにはなかった、首元のシマ、そしてあまりこれも作例が多くない’舌’の自然な表現が出来たのも結果としてよかった点です。

紙の厚さはあいまいですが100kgほどのレザックを使用しています。かなり厚めですが、厚めで折ったこともあり水で濡らして固めるやり方が結構効いたかなと思っています。

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