二日目、世界遺産エッフェル塔での路上折り紙

折り紙作品

「20年以上極めてきた折り紙で世界に挑戦したい!」
そんな思いから、今僕は世界の芸術の街パリで折り紙の制作活動をしています。

一昨日は大型商業施設前、現地住民が多い印象を受けた一方今日は観光客ばっかりいそうなエッフェル塔。
やっぱりロンドンでやった時の体感と比べると、スリも多いと聞くし騙されるんじゃないかと思ってか、なかなか現地のフランス人は寄りついてくれません。
でも今日も今日で色んな人とのかかわりが生まれた日でした。

フランス人って面白い。そんなエピソードを書き留めておきたいと思います。

Episode1. スリの少年が来た

エッフェル塔にはいろんな人がいる。
「You speak English?-英語話せる?-」と聞いてくる割と若そうな10代の男の子女の子が歩いていて、彼らはドネーションを装った詐欺らしい。(気を付けてくださいね!)
その一人の少年が近づいてきて、何してくるんだろうと思っていたが、僕の折り紙に興味をもってきてくれたらしい!

前に置いてあるドラゴンを見て、「凄いな!」とか「着物かっこいいね!」「頑張れよ!」といってグータッチして特にお金も取らず去っていった。
昨日まで「鬱陶しがられる」人たちだと思っていたがイメージが全く変わり、やっていることはもちろん良くないことだが純粋で、まだきれいな一面を垣間見たような気がしました。

Episode2. ビール売りのおじさんたち

路上をうろつき回り、ビールやワインを売りさばいている商人がパリの観光地には必ずいる。バケツに冷水を入れて冷やして売る人もいるが、ある人が路上をやっている自分の割と近くまで来て地面のマンホールみたいな蓋をよっこいしょと開け、なんとそこからワインを取り出したではありませんか。。

そこで冷やしてんのかーい!

Episode3. あおぞら折り紙教室開催

昼下がり一人のフランス人の少年とお母さんが、「折り紙を教えてもらうこともできますか?」と来てくれた。いいですよ!と折り鶴を教えてあげると気に入ってくれて、話を聞くと自分が座っているところの横で出店をやっているお父さんの息子さんだそう。
彼は時々お店の手伝いから出てきてフランス語と英語でGoogle翻訳をたまに使いながら終わりまで遊びに来てくれた。

フランス、パリでできた小さな友達。

「明日また来るから来てよ!!」

そう言われて早速明日来ることになった。縁がつながる折り紙教室って心温まるなあ~

Episode4. コロンビアのお医者さん

最後18時くらいに女の子が鶴を作って。と言いに来た。
折り紙に興味があるんかな?って感じのラテン!って感じ(伝わりづらい!笑)の女の子で、聞くとコロンビアから旅行に来ていて鶴(?)が好きなんだそう。そして母国でお医者さんをしているとのことだった。

コロンビア!というと危なっかしい国を想像するが、そんな国から来たお友達と、そしてこの日ずっと遊んで行ってくれたフランス人の少年と3人で折り紙でコミュニケーションが取れる新鮮さ。

路上折り紙って愉しいな~

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