「人と人との関係こそが創造的な価値を創る」
生誕30周年クラウドファンディング特設ページ
みなさんこんにちは!
パリでの挑戦を無事終え、あれだけ路上で機関銃を持った警察官たちに止められたのにシャルルドゴール空港の検閲ゲートをノーチェックで通過。波乱の一年を経て今年日本で生誕30周年の節目を迎えた折り紙アーティストのコーキです。
まずはわざわざ僕のページに来ていただいてありがとうございます。
そしてなによりフランスへ挑戦するため応援して下さった皆様、あらためてほんまにほんまにありがとうございました!
一年前の僕からすれば、一年を経て無事帰国し、祖国日本であの時と同じ景色を見られることが何よりの感動です。
というわけでこれにて僕の一年に及んだ世界での挑戦はおしまい!!
ー完ー
と、終わらせてしまうのもまあアリっちゃアリ。
でもせっかく1年という人生の貴重な時間をかけた、今でも目を閉じれば鮮明に数知れない人々との出会いを思い出すあのパリでの活動です。
僕はここでピリオドを打つにはあまりにもったいないと思っていて、むしろ踏み台にして1年を通して得た学びや出会い、そこで感じた「繋がりの力」を、これからの日本、さらには世界での活動に繋げていきたいのです
皆さんが読み始めているこのサイトもまた、(図々しくも)次なるプロジェクトのクラウドファンディングサイトとなっておりますが、応援したいと思ってる方も、応援する気がない方も、ぜひ僕の人生における活動意義、今後の展望、パリで何を学んだのか、ぜひ知ってもらいたい。
そんな文章を書きましたのでぜひぜひ見ていってくださいまし。
このプロジェクトでやりたいことと理由
僕がこのプロジェクトで目指すのは、
軽トラックの荷台に、日本中どこでもアクセスが出来る「移動型制作空間」を完成させること
わかりやすいイメージだと、コロナ禍に流行った「軽トラキャンピングカー」のような、軽トラの荷台にちょっとした居住空間を作り、そこを制作、発信、滞在、移動という4つの目的を可能にする構想です。


この構想自体は5年ほど前から温めていたんですが、フランスから帰国した今こそ実現すべきタイミングだと感じ、今回プロジェクトを立ち上げることにしました。
僕が前回のクラファンプロジェクトを達成したときに確信したのは、やっぱり人は人の情熱に共感し変化していくということで、これはフランスで過ごした日々でも同じでした。
路上折り紙で出会った数えきれない人々との出会い
日本と全く異なる考え方との出会い
毎日のように見て歩いたアート作品との出会い
それが日本で古来からその情熱が継承され続けてきた「折り紙」と出会う。
その一つ一つの情熱との出会いが自分の中の情熱、伝統文化という名の情熱とまじわることで、Inputとなり、作品というOutputとして表れ、それが再び人の縁をひろげる。
それはすぐに実るものもあれば、少し長い時間をかけて、まるでゆっくりとドリップされて出てくるコーヒーのように時間をかけて作られるものもあると思います。
今回作る軽トラアトリエは、僕が制作する空間に「移動」という機能が備わった空間です。
それは集中して制作する「個」としての空間であり、
移動して日本中の人脈に流動的にアクセスできる「動」としての空間でもあり、
様々な人との情熱に触れ、そして時に情熱を与え、新たな表現へと昇華させながら完成を成長させていく。
どうでしょう
あなたが応援することで僕がクリエイターとして成長するだけではありません。
どこかでその熱量に心動かされる人がいるかもしれない
僕の折り紙に出会い、折り紙好きな少年が笑顔になってくれるかもしれない
もしかするとその折り紙の技がまた海を渡り言葉の壁をこえるかもしれない
一緒にそのひろがっていく輪の中に入るきっかけを一緒に作ってみませんか?
さあ共犯者になりたい人、このゆびとまれ!!
クラウドファンディングリターン
※決済システムの導入が間に合わなかったためPayPalを導入してひとまずのところThanks eMailでの応援に限定してます… すみません!

リターンは要らない方むけプラン!
eMailでThanks Message!
金額はみなさんが決められます。

個人向け永久スポンサー権
\8000
折り紙アトリエ内にずっと残る名前やメッセージを書けます。

一日軽トラアトリエ使用権
\20,000
一日中24時間、完成したアトリエ空間を使えます!中で何を作るもあなた次第。
※その間の滞在場所は要相談です。

折り紙アーティスト一日使用権
\150,000
折り紙アーティストを一日使えます。
北海道から南波照間島まで、僕の移動ができる範囲ならどこでもむかいます。折り紙ならなんでも作れる、そんなアーティストをあなたなら何に使う?!

あなたの名前(ロゴ)をご縁の証に。
年間スポンサーで応援(梅)
\20,000
あなたのロゴを目につくアトリエの外装に掲載!
軽トラが旅を続ける限り、あなたのロゴも一緒に全国を旅し続けます。
- サイズ:5cm x 10cm
- 掲載場所:アトリエ側面下部・後方下部

あなたの名前(ロゴ)をご縁の証に。
年間スポンサーで応援(竹)
\50,000
あなたのロゴを目につくアトリエの外装+インスタに掲載!
軽トラが旅を続ける限り、あなたのロゴも一緒に全国を旅し続けます。
- サイズ:10cm x 20cm
- 掲載場所:アトリエ側面・後方の目線の高さ
- インスタグラムのポストに1年間ピン止め掲載

軽トラでもネット上でもあなたの名前(ロゴ)を旅のお供に。
年間スポンサーで応援(松)
\80,000
軽トラアトリエの外装パネル+SNSにスポンサーとして1年間掲載します!
- サイズ:20cm x 40cm
- 掲載場所:アトリエ側面・後方の上部
- インスタグラムのポストに1年間ピン止め掲載
- ハイライトに特別枠でPRを掲載
- ホームページヘッダーメニュー上にスポンサーとして表示

エールで応援!
エールはゼロ円!
今回のプロジェクトにエールだけでも送りたい方はこちらから!
日頃言いたくて言えなかったありがとうや
リターンにはない、「これ作ってほしいと思ってた!」など制作のご依頼があれば↓↓のひとことフォームでお伝えください(お値段や制作期間などは要交渉)!(ピアスとかも一応まだあります)
※作品を依頼をご希望の場合必ずメールアドレスをわすれずに~
パリでの思い出深いエピソード
人生初、パリの路上に腰を下ろした日 1/3話
僕がフランスパリで始めて路上折り紙を決行したのは2024年6月5日のこと。
初め泊まっていた日本人宿の人たちに「路上で折り紙をやりたいんですが、どこがいいですか?」と聞いて勧められた、ルーブル美術館もほど近いchatelet(シャトレ)駅でやろうと決意しました。

この駅は宿からメトロで20分ほどの場所で、ただ道に座って紙を折るだけなのに、駅に着くと「いよいよか…」と肩の力が入ります。
僕はフランス語が分かるわけでもないし現地に友達がいたわけでもないのですが、ありがたいご縁で、宿で出会ったフランス語ができる日本人の友達が途中で「通訳しますよ!」と来てくれるらしいのですが、その時まで僕は英語で耐えなければなりませんでした。
ところでこのchateletという駅。
パリでも大きな駅で、westfieldという大きなショッピングモールが入っていることもあり日中はたくさんの人が通る場所なので、この人々が行き交うエスカレーターを上がった所で路上折り紙を決行することにしました。
人生初のパリ路上折り紙の始まり。ここで反応が悪ければ「帰りの渡航費を折り紙で稼ぐ」と声高に宣言したゴールの達成が危ぶまれるため、ここでの路上の反応は今後一年の活動を左右する重要なポイントなのです。
結果は…?!
これが、意外と反応が薄い。
後になってわかったことではありますが、この駅日中はそこまで人通りが多くなく、この日は平日の昼間だったこともあり人が多くありませんでした…
とはいえ僕のパリ路上史の中では声を掛けられた人数は多い方で、投げ銭を入れてくれないまでも「折り紙きれいだね!」とか声を掛けてくれる人々も多かった印象です。
「ゲームが好きだ」と言っていた少年から始まり、「私を折り紙で作れる?」と笑いながら来てくれた女の子二人組、体格の厳つい「ドラゴン折って」と来た兄ちゃん2人。本当にいろんな方との接点ができ、路上でしか味わえない緊張感と愉しい縁に恵まれた一日でした

人生初、エッフェル塔で折り紙! 2/3話

前のchateletで出会った厳ついお兄ちゃん2人組。彼らは「ここchateletよりエッフェルタワーに行った方が観光客多くて絶対いいぜ!」とかそれっぽいことを言っていたので二日後に行ってみることに。
まず、やっぱりこのエッフェル塔という建造物の存在に圧倒される。
次に思うのが、全くchatelet駅とは雰囲気が違ってここは観光客しかいないということ。
そして観光客をターゲットにしたいかにも怪しいエッフェル塔を売る移民商人や慈善団体を装った詐欺の女の子たちがうろつく。
僕はもうこの時点で帰りの航空機チケットを買いたくなっています。
しかし買えない。帰れない。僕に退路はない。もうやるしかありません
ここでもまた決意を固め風呂敷を広げることにしました
しかし物事というものはやってみないと結果はわからないもの。
僕が座っていた場所は小さなお土産屋さんの建物から数メートル離れた場所で、そこで働いている方の奥さんだという女性が、小学生の息子さんのアンドレア君と来てくれました。
彼は折り紙を教えてほしいと見に来た少年で僕の路上史上では珍しい、「エッフェル塔青空おりがみ教室」がはじまったのです。
彼に教えたのは、日本人が誰でも作ったことがある「ぱたぱた鶴」という動く折り紙で、作ってしばらくしてからもずっと僕が広げた風呂敷の上で一緒に紙を折ったり帰るまで一緒にいたのでした。
僕が帰ろうとすると「明日も来る?」と聞いてくるので明日は休む予定でしたが来ることに。
折り紙アーティスト、二連勤です。
翌日来ると、アンドレア君の他に二人。嬉しいことに弟と妹も一緒に折り紙を折りに来てくれました。
しばらくみんなで折り紙を作っていて、彼らが帰った後もサッカー少年たちが嵐のようにわーっと集まってきて僕が被っていた「兜」を作ると、「SAMURAI!!!」と大喜び。ゲリラ豪雨のように去っていきました。




何かを作る人として、自分が創ったものを喜んでもらえることはこの上なく嬉しいものですね…
恐れていた、詐欺師との対面 3/3話
第2話で少し触れた、観光客を狙った詐欺集団と遂に対面。
パリの観光地には決まって路上で水やビール、傘を売ったりする路上商人や、バインダーをもって署名とお金をもらいに僕ら外国人に話しかけてくる(恐らく十代の)子供たちがいます。
日本にいたころに、「絶対スリには気をつけろ」「貴重品は片時も放すな」と僕の周りの人からは言われていて、路上のチップボックスも走って取っていかれることぐらいは想定して自分の手が届く距離に置いて折り紙を折るようにしていました。
するとその詐欺集団の女の子4人が僕の前に集まってきて、なんと僕のチップボックスの5ユーロ紙幣を持っていこうとしているではないか…
その時に「お金はあげられないけど折り紙なら作るよ」と言うと意外にも待ってくれて、ここでもまた「ぱたぱた鶴」を作って実演するとThank you~と去っていったんです。
「あいつらTHANK YOUとかいうの?!?!」
またこれは別の日の出来事。
バインダーを持った男の子が前に来て、何を取っていくのか折り紙を折りながら見ていると
「その服(僕が着ていた着物)かっこいいね。」「これ何?これ凄いやん!」
と折り紙を指さして、最後に「がんばって!」とグータッチ
僕にとって彼らとの出会いは衝撃的でした。
彼らがやっていることは観光客に迷惑だし、煙たがられているのも事実だけど、僕が想像していた以上にピュアでまっすぐな眼差しをもった子供たちでした
その後時期は夏となりパリオリンピックのシーズン。
この時期になると何か月も前からパリ市内外には厳重警戒態勢が敷かれ、路上に座れば数分もしない内に機関銃をもった警察に見つかり、もはや路上折り紙どころではありませんでした。
しかしふと気づけば、エッフェル塔やパリの観光地にはついこの前までいたビール売りの移民商人も消え、路上ミュージシャンの歌声も消え、詐欺集団たちは一掃され、僕が一方的に「路上の仲間」だと思っていた彼らは姿を消し、街は平和に。
Byebye! See you again!
と言って笑顔で別れた詐欺集団の彼らにふたたび会うこともありませんでした。
それから時は数か月経ち、息苦しい警戒態勢から町が解放され、いつもの雑多な賑わいが戻ったパリで過ごせる最後の1日となりました
無性にエッフェル塔を見ておきたくて最後にトロカデロ公園でみた夕日に映えるエッフェル塔の光景は、1年前エッフェル塔の路上で見たような、観光客でがやがやしたあの時のありのままのパリの様子でした
それは、やかましいし、日本ほど街もきれいじゃないし、観光客にときたま迷惑をかける人々も多くいるけど、僕にとってそれが、まさにこの国、フランスのありのままの愛おしさでもあったりする
ああ あの頃の路上の仲間たちは今頃どうしてるかな
夢を見る時のようにふと今でも想い出します
おわりに
フランスから帰国したのは5月27日

362日という時を様々な経験とともに経て、渡仏前に不安と期待とともに眺めていた瀬戸の風景を、生きてまた眺められたことに色んな気持ちが湧き上がり、同時にまるでこれまでのパリでの出来事が夢だったかのようにあの景色は変わらずそこにありました
さて、帰国してからは1年ぶりの日本に感動するあまりバスの予約を忘れ大阪駅の高架下で夜を明かしたり、フランス滞在中支払い忘れていて永久凍結された電話番号を復活させたり、住民票などの役所手続きを済ませたり、資金を建て直したりと、相変わらず、そして想像通り僕の30歳の誕生日である6月はあっという間に通り過ぎてしまいました。
フランスでも日本でも、本当にいろいろありながらも無事に、この十の位の数が一つ増える節目を迎えられたことに大きな感謝をしつつ
でももっと僕はこの生誕30周年記念日をいままで応援してくれた方々との縁を噛み締めながら過ごしたかった…
と少し寂しい気持ちもしていました。
この小さい軽トラの荷台につくる3畳にも満たないアトリエ空間は、フランスと同じように日本で今後多くの縁を繋げていくことと思います。
どうかこのプロジェクトを生誕祭として、みんなを巻き込み、これからの愉しい話をしたり、新しいものをみんなで生み出すきっかけを作りつづけられればと思ってます
長い文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
今まで30年間生きてこられた奇跡と喜び
そしてみなさんへの感謝の気持ちを込めて。
折り紙アーティスト コーキ





