相変わらず僕の手元にあるのは黒い折り紙だけですが、少し前に面白いテーマを思いつきました。
黒い折り紙は裏が白く、色相環的にこの2色は対極的な色です。
また表と裏という意味でも折り紙には対極が存在しています。
この白と黒で二つの立方体を作れないだろうか。
そんな考えを思いつきました。
ところで表裏一体という言葉がありますが、これらは本当に一体なのでしょうか?
形ある全てのものには裏と表がありますが
同じ「一体」の表と裏からそれぞれ立方体が作れるということが物理的に、幾何学的に可能なのでしょうか?
表と裏があたかも別々にあることは可能なんでしょうか?
何をいってるのかわからないですよね笑
簡単に言えば1から2をつくることは可能かという疑問に挑みたかったんです
それと少し付け加えると、立方体をつくるというのも意味を感じていました。
三次元のユニット(単位)は立方体であるのに対し、二次元のユニットは平方(正方形)つまり折り筋をつける前の折り紙なのです。つまりここにも次元という世界を飛び越えた対比関係があります。
表と裏は決して交わらない
二次元と三次元も交わらない
白と黒という色も交わることがない
しかしこれらをつくるのは一枚の、ひと続きの紙。そして「折る」というプロセスそのものがそれらの異なる世界を一つにしている
そんな作品を作りたかったのです
作品を作るにあたっての技術的な話
今回は上記の通り、二つの立方体を一枚の紙から作ります。
一つの立方体をつくるだけなら実はとても簡単な話で4等分のグリッドからものの10分とあれば完全な立方体を折り紙からつくることができますが、二つとならば話は一筋縄にはいきません
あまり具体的な話は面倒なので避けますが、6等分で一部12等分を基礎に作品を作っていて完成に2日をかけ、その間二度制作が頓挫しました。それくらい難しかったし、なかなか立体形状をまとめるのが難しい作品だったように思います
難しげな説明をしましたが一応完成まで持って行けた作品の写真を載せておきます。


こちら。あとショート動画も載せときます
二つの立方体があるように見えますが、これらは同じ正方形の表と裏からできています。また、平方が立方を折り畳み、折りを広げると立方は平方に戻ります。つまり折るという行為が異なる世界をつなげた状態です。
そんなちょっと哲学的で現代アートチックな作品でしたがショート動画の反応は全然でした笑
結局難しげなドラゴンの動画がバズる世の中なんだろうなぁ







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